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(9/26話)自爆テロを決行するも自分だけ死亡

私は3つの作業を同時に受け持つことになりました。
3つ同時に受け持つのはさすがに無理だと言うことで、この中から1つはリーダーと担当者Aが基本設計まで行い、リーダーの基本設計が終われば、私が引き継いで詳細設計以降の作業を行う段取りとなりました。でも、リーダーと担当者Aは仕事を行おうとしません。

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(ランダムに単語が並んだだけの文章を、毎日延々と読み続けて時間を潰しなさいという、理解不能な作業指示が出ています。)

ここで別件の作業になりますが、以前、NEC系列社員様がバグを発生させた時に、その修正を私が善意で手伝った事があります。ところが、それを見たNEC系列のリーダー様が私に対して、バグを発生させたのはオマエだと叫びまくるという、意味不明な嫌がらせを受けました。私がパワハラを受けているのを見た鈴与シンワートのリーダー様からも「オマエは仕事が遅いんじゃあ」と、言い掛かりをつけられています。

そして今回さらに、全国に流通しているNEC製品にバグが見つかり、修正作業を私がやらされることになりました。これは非常にヤバイです。

流通している製品に紛れ込んでいるバグの修正となると、客先に報告義務が発生する可能性もありますし、報告書を作成するように指示されて、バグが紛れ込んだ要因をしつこく問いだされるかもしれませ。しかし私は当時の担当者ではないので、そんな事は知ったことではありません。
そして現在、NECは鈴与シンワートからの不正メール大量送信の攻撃(=ランダム文書攻撃)を受けており、業務は殆どストップしています。ということで、このバグを修正するには2から3週間はかかりそうです。

いまメインでやっている作業は残り5日でプログラムを完成させなくてはいけません。鈴与シンワートのリーダー様の仰ることでは、メインの納期は絶対に守らなくてはいけないそうです。ですので、こんな下らないことに時間を使いたくはありません。

どうしよう、バグ修正を手伝ったら、またNEC系列社員様から脅迫される。
何とかパワハラを回避するための糸口を見つけるために、製品のバグについて、もう少し状況を探ってみることにしました。そして、重要な事実に気が付きました!なんと!誰もこのバグが流通している製品に搭載されているということも、仕様違反だと言うことにも気づいていません!まぢかよ、これは盲点だった、ゲラゲラ。
ということで、報告書には、仕様変更「バグを別チームで修正すると対応規模が大きくなります。うちのチームなら少しの仕様変更で対応できるので、工数削減のためにうちで対応してあげます。」と記載し、プログラムもさくっと直して提出しました。検認でも承認でも特になにも指摘されなかったので、だれも報告書をまともに読んでいないようです。
これらの対応工数は1時間、私の気転により工数を劇的に削減することができました。なんとかパワハラ被害を最小限に留めて乗り切ることができました、本当に良かった。

(ランダムに単語が並んだだけの文章を、毎日延々と読み続けて時間を潰しなさいという、理解不能な作業指示が出ています。)

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