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(8/26話)自爆テロを決行するも自分だけ死亡

私は3つの作業を同時に受け持つことになりました。
3つ同時に受け持つのはさすがに無理だと言うことで、この中から1つはリーダーと担当者Aが基本設計まで行い、リーダーの基本設計が終われば、私が引き継いで詳細設計以降の作業を行う段取りとなりました。でも、リーダーと担当者Aは仕事を行おうとしません。

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(ランダムに単語が並んだだけの文章を、毎日延々と読み続けて時間を潰しなさいという、理解不能な作業指示が出ています。)

としているうちに私が作成したプログラムにバグが見つかったと、別チームから報告が上がりました。このプログラムは、うちのチームの試験担当者に引継ぎ済みですが、何故か別チームから報告が上がっています。鈴与シンワートのリーダーは私の作ったプログラムにバグが見つかったことに大喜びし、今まで何をやっていたんだ、オマエは仕事をしているのかと、私を罵倒し始めました。

(バグが見つかったのは、私が担当している3つの作業のうちの1つです。プログラミングは完了していますが、周りの人の作業が遅れているのが原因で動作確認を行うことが出来ず、仕方がないので試験担当者に引き継いで、そのままになっていました。)


 仕事が遅れていた人が私に追いついて、やっと全体のシーケンスが通るようになったということか。
 でも何か動向があれば、うちのチームの試験担当者から私に報告が上がる段取りだったんだけど、何も聞いてないぞ。
 うちの試験担当者ではなくて、別チームからバグ報告が上がるとはどういうことやねん。
 あ!

なんと、うちのチームの試験担当者はいつの間にか会社から消えていました(核爆)
彼はNEC社内で繰り返しパワハラを受け、体調を崩して会社に来なくなったそうです。気付かなかったけど、そういえば最近は彼を見た記憶がありません。NEC系列会社でのパワハラは日常茶飯事で、人が消えることは珍しくありません。

早速ですが、障害を見つけた別チームの人に直接話を聞いてみることにしました。そうすると、障害の原因が直ぐに判明しました。私の前任者が作成したプログラムが仕様違反を犯しており、それが異常動作の原因となっていました。私の作成したプログラムとは無関係でした。

しかしながら厄介なことに、前任者が作ったプログラムは既に製品となっていて、全国に流通しています。はっきり言って、このバグ修正には手をつけたくありません。私は現在、NEC社内でパワハラのターゲットにされています。もしバグ修正を手伝うようなことがあれば、パワハラのネタを自ら周りにばら撒くことになってしまいます。

(ランダムに単語が並んだだけの文章を、毎日延々と読み続けて時間を潰しなさいという、理解不能な作業指示が出ています。)

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