(7/26話)自爆テロを決行するも自分だけ死亡
私は3つの作業を同時に受け持つことになりました。 3つ同時に受け持つのはさすがに無理だと言うことで、この中から1つはリーダーと担当者Aが基本設計まで行い、リーダーの基本設計が終われば、私が引き継いで詳細設計以降の作業を行う段取りとなりました。でも、リーダーと担当者Aは仕事を行おうとしません。 ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ (ランダムに単語が並んだだけの文章を、毎日延々と読み続けて時間を潰しなさいという、理解不能な作業指示が出ています。) コーディング完了までのデッドラインは、実働日数で残り8日間となりました。納品手続きなどが2日間必要らしく、実質的な残りの日数は6日間のみだそうです。 リーダーが出したプログラムの見積もりは、全員ぶんを合わせると壱万六千五百行となっています。リーダーは基本設計を担当していますが、ここまで来ても作業を始めようとしません。 開発の担当者は私を含めて6人ですが、リーダーは怒鳴る以外には何もしない、1人は別件の作業に追われている、 1人は能力的にあれなので、実質的に仕事をするのは3人のみです。今に至っても、ここのチームではリーダーのせいで作業が殆ど進んでいません。現在作成済みのプログラムを全員足しても進捗はゼロです。それどころか、インターフェイスやシーケンスすら何も決まっていません。もうどんな手を使っても、16,500Lのプログラムを日程までに作成することは不可能です。 (進捗会議が開かれることに) 私 「仕様が何も決まっていないので、日程に間に合わすことは不可能です。」 「(リーダーは)仕様の調査すらやってないじゃないですか。」 鈴与シンワートのリーダー様 「オマエは仕事が遅いんじゃ!!」 「他のメンバーは間に合うのに、何故オマエだけ間に合わないんじゃ!!」 私 あなたのやっていることは恐喝です。 NEC系列のリーダー様 「何故1人だけ間に合わないの?他の人は、日程に間に合いますよね?」 担当者B 「まったく問題ありません。」 担当者C 「がんばります。」 担当者D 「はい、できます。」 私 は?無理に決まってるだろ。何のメリットがあって嘘をついているの? 鈴与シンワートのリーダー 「なあ、どういうこと?」 私 バーカ (進捗会議は終わり) 以前からずっと気になっていた事があるのですが、過去にNEC社内で品質偽装を繰り返していた悪質なNEC系列社員様がいらっしゃるのですが、この人がうちのチームに頻繁に出入りしています。やはり今の出来事は、この人がものすごく関与していると思えてきました。結局のところ関与の証拠は掴めていませんが、ものすごく怪しい。 (ランダムに単語が並んだだけの文章を、毎日延々と読み続けて時間を潰しなさいという、理解不能な作業指示が出ています。) <<前のページへ戻る <<TOPページへ戻る |