直線上に配置


立場の弱い人間に責任を擦り付けてみました

職場で、こんな作業が発生しました。
○機能に新しいバグが見つかり、修正の必要が出てきました。
○機能は更に複数の機能からコールされています。そこで、コール元の担当者が○機能のバグを修正する段取りとなりました。
○機能のバグをコールしている人は、いったい誰なのでしょう?


  「アブナイ君、ごめんなさい。今は忙しくて調査する時間がないんです。アブナイ君から先に調査してもらえますか?」

アブナイ君
  「今時間があるので、私が先に調べておきます。」

(3時間経過)


  ふう、やっと一段落ついた、アブナイ君のほうのバグ調査を始めよう。
  えーと、なーんだ、このバグのコール元はアブナイ君ではないか。
  私の担当機能とは全く無関係だった、調査するまでもなく一瞬で解った(爆)
  アブナイ君には一声かけておこう。

(アブナイ君の席に移動)


  「アブナイ君はもう調査済みのはずですが、○機能のバグのコール元はアブナイ君のほうでしたね。」

アブナイ君
  「はい? 調査しましたけど、コール元はアナタですよ? 私にバグの修正をさせるつもりですか?」


  へ?
  「バグのある箇所は○の関数なので、アブナイ君の担当ですよ?」

アブナイ君
  「はい、私の担当なので、いま修正方法を考えています。」


  ・・・・。

アブナイ君
  「修正方法を教えて貰えますか?」


  なんで私に聞くんだよ!(爆)
  「プログラムの中身は殆ど見てないので、私にも解りませんが。ちょっと待ってくださいね、先ほどのプログラムを見せて貰えますか?」

アブナイ君
  「はい、ここです。」

(アブナイ君のパソコンでバグのある関数を表示して貰う)


  「えーと、なんだ、ここに条件分岐をつけるだけで直せそうですね。」

アブナイ君
  「ここを直せばいいんですよね?貴方がそう直せと言ったんだから、責任をとってくださいよ。」


  この人ブッ飛びすぎて、突っ込めない。
  「いや、断言したわけではなくて、この関数はベジータ主任の機能にも絡んでいるじゃないですか。だから、ベジータ主任にも確認をとらないと駄目ですよ。」

アブナイ君
  「はい、ベジータ主任にも確認を取りに行くところです。」


  そうしてください(爆)

(ベジータ主任からOKが出ました。)

アブナイ君
  「私さん、ありがとうございました、助かりました。」


  「いえいえ、これならすぐに解りますし、別にいいですよ。」
  この人、お礼はしてくれるんだ(笑)

(自分の席に移動。何故か、テンパル主任がキターーー)

テンパル主任
  (叫び)「オマエはいつも人に頼って、どういうつもりなんだーーーー!!!!」
  (叫び)「人に頼ってばかりいないで、いい加減に自分で仕事しろーーーー!!!!」


  このバカは、何を言ってるんだ。

<<前のページへ戻る
<<TOPページへ戻る

直線上に配置