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上司と薬物について

最近、薬物が人体に与える影響についてのテレビ番組を見ました。

毎日のようにメタンフェタミンを摂取している薬物中毒者に、実際にこの薬物を摂取してもらい、頭がおかしくなった状態で仕事を行わせると、どのような反応がみられるかと言う内容でした。メタンフェタミンは、日本ではスピードの愛称で呼ばれている薬物です。

被験者は、「オレに掛かればこんな仕事は簡単だ。あっという間に終わらせる事が出来るんだ。」と言い張り、凄い手つきで作業をこなして行きました。しかし結果を見ると間違いだらけで、残念ながらとても使い物にならない状態となっていました。
メタンフェタミンを摂取すると頭の回転が速くなり、自分は特別な人間なんだと優越感にひたる事が出来るそうです。しかし、本人がそう勘違いしているだけで、テレビ画面に映った薬物中毒者は、とても正気のさたとは思えない異常な行動をとっていました。そして、この薬物が切れると、どうしようもない脱力感に襲われ、何も出来なくなるそうです。

あっそうだ!
このテレビに映っていた薬物中毒者と全く同じ行動を取る人を、会社で見たことがあるぞ!

システムエンジニアのテンパル主任は、会社で「オレがやれば簡単に出来るんだ」と何時間も頭が狂ったように叫びまくります。この人は先行して要件調査をしていましたが、作業内容は間違いだらけでカスリもしていませんでした。叫んでいる時は、誰がどの作業を担当しているのかすら理解出来ない精神状態である事も判っています。叫びまくった後は脱力し、休憩室で何時間も寝ています。
薬物に手を染めると、こういうふうになるんだな、本当に恐ろしい。

みなさん、もしも背の低い小太りなオッサンから誘われても、絶対に手を出さないで下さいね。

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