(23/26話)自爆テロを決行するも自分だけ死亡
私は3つの作業を同時に受け持つことになりました。 3つ同時に受け持つのはさすがに無理だと言うことで、この中から1つはリーダーと担当者Aが基本設計まで行い、リーダーの基本設計が終われば、私が引き継いで詳細設計以降の作業を行う段取りとなりました。でも、リーダーと担当者Aは仕事を行おうとしません。 設計作業は行われず、プロジェクトはコケました。そして今では、NEC系列会社のリーダー様と鈴与シンワートのリーダー様がパワハラ行為を繰り返して、その罪を私に擦り付けようとしています。 ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ リーダー様は、今までストップさせていた試験を開始しました。1.5ヶ月遅れでの作業開始です。 担当者Bは作業が順調に進んでいるかのように虚偽の進捗報告を行っています。 試験が開始されたことで、リーダーは担当者Bが仕事をしていない事に初めて気が付きました! 担当者Bはリーダーの指示通りに進捗報告書に正しい虚偽記載を行っていたので、問題なしとなりました。 リーダーが担当者Bのヘルプに入りました。 しかし、担当者Bは既に絶望的な状況にあります。 担当者Bに割り当てられたプログラムは、リーダーの見積もりでは10,000Lですが、担当者Bが今までに作成したプログラムはたったの130Lです。不足分を今日中にでも作らなくてはいけません。 まあ、本当のことを言うと、リーダーが出したプログラム見積もり10,000Lが既に間違っていて、私の見積もりでは600Lです。担当者Bは私の下位層にあたるプログラムを担当しているのですが、そもそも私のプログラムは担当者Bのプログラムが存在しないことには動く事すらできないので、私はこっそり担当者Bのプログラムから必要処理を作成していました。そして、担当者Bは残り200Lのプログラムを作成すれば作成完了の状態です。 担当者Bは恐らく業務未経験者で、たぶん未だ何も解っていません。 リーダーが担当者Bのヘルプに入ったので、直ぐに担当者Bの作業状況に気付いて、プログラムは半日もあれば作成が終わでしょう。 しかし、担当者Bが絶望的なのは変わりありません。 リーダーはNEC本社へ見積もり10,000Lを報告しています。予定では既に単体試験は終わっている時期なので、「今、初めて気が付いたけど、200Lで出来ました、てへ(笑)」、と報告すると大問題になってしまいます。どんな事があっても、200Lのプログラムを10,000Lまで水増ししなくてはならないのです! あと、担当者D(鈴与シンワートの人)も虚偽の進捗報告を行った後、その後の動きが見えなかったのですが、今になってプログラムの作成を開始した模様です。 ちなみに担当者Dのリーダーが出したプログラム見積もりは4,500Lです。 リーダーが試験実施をストップさせていましたが、これを解除したことで、チームメンバー(ただし私を除く)の進捗偽装がようやく表にでてきました。でも、何故かパワハラのターゲットとなっているのは、私のままで変化ありません。 <<前のページへ戻る <<TOPページへ戻る |